Ⅰ型コラーゲンVSⅢ型コラーゲン
卵殻膜のコラーゲンはよくコラーゲンドリンクなどに入っているⅠ型コラーゲンではなくⅢ型コラーゲンです。このⅢ型コラーゲンは「ベビーコラーゲン」と言われ肌の弾力や柔軟性との関わりが深く水分保持力が高く赤ちゃんの肌のように
プルプルの肌にはこの肌のⅢ型コラーゲンが多くみずみずしいのです。
皮膚の再生にも働きかけるので昔から擦り傷などのケアにも使われてきました。このⅢ型コラーゲンが肌に多ければずっとみずみずしさを保てそうなものですが、だいたい25歳を境に徐々に減少してしまいます。そのため肌の弾力が失われハリがなくなりシワやほうれい線の原因になってしまいます。
食事などから摂取できればいいのですが、Ⅲ型コラーゲンは食事からは取り込めません。Ⅲ型コラーゲンを増やすためにはこのⅢ型コラーゲンを作り出す線維芽細胞という細胞を増やしてやることがポイントとなるのです。線維芽細胞が元気に働いていると新陳代謝が活発でⅢ型コラーゲンが体内で生成されるので肌の状態も良くなってハリや潤いのある肌を保つことができるのです。線維芽細胞に肌の修復力があるので治療などにも使われています。
卵殻膜が線維芽細胞を増やす
最近の研究結果でも卵殻膜が線維芽細胞を増やすことが証明されました。卵殻膜が注目されているのはそういった肌の再生にメリットがあるためで卵殻膜の化粧品やスキンケア用品などが多くなっているのです。
ドリンクでもⅠ型コラーゲンではなくⅢ型コラーゲンの入ったものを選ぶ方が肌のサポートには期待が持てるのです。ただし、卵殻膜を直接食べても消化が悪いのでおすすめはできません。卵殻膜エキスをきちんと取り込める形にしてあるものを選ぶことで卵殻膜の持っている力を効果的に活かせるのです。